今週の重賞のうち「シルクロードS」「根岸S」の傾向分析を行ったので、今日は1月29日(日)の京都牝馬Sについて見ていきたいと思います。
京都11R 京都牝馬S(京都芝1200m・G3)
今更言う事でもありませんが、5月のVマイルへの参考レースとなるだけに、それぞれの傾向分析を管理人なりにまとめてみました。
前走レースについて
古馬の牝馬限定重賞となるので、昨年の暮れの愛知杯等からの参戦馬が当該レースを2012年の始動とするといったケースが多いような気がするのですが、実際に過去10年の傾向を見てみると、以下のようになっています。
愛知杯 【3- 2- 0-14】
京都金杯 【2- 2- 1- 9】
阪神牝馬S 【2- 1- 1-17】
香港C 【1- 0- 0- 0】
逆瀬川特別 【1- 0- 0- 0】
ファイナルS 【1- 0- 0- 0】
ターコイズS 【0- 2- 2- 8】
新春S 【0- 1- 1- 3】
ニューイヤーS 【0- 1- 0- 3】
市川S 【0- 1- 0- 1】
ざっと見てみると、前走が重賞レースだった馬がやや優勢といった感じがします。
これだけでは、心細いというのがあるので、前走に関するそのほかの傾向なども見ていると、以下の内容が一番のネックになってきそうな気がします。
前走距離が1601~2100mだった馬が優勢 → 「距離短縮組に注目」
「前競走がG3だった。もしくは、格下クラスのレースだった馬が狙い目」
脚質別傾向について
当該レースは京都芝外回りコースである為、先行馬・差し馬が有利といった感じがします。
実際に過去10年の傾向を見てみると、
逃げ 【1- 1- 1- 7】
先行 【2- 7- 3- 29】
差し 【4- 2- 5- 41】
追い込み 【3- 1- 0- 42】
マクリ 【0- 0- 0- 0】
となっている事から、特に逃げ・先行馬に関しては、より力のある馬でないと1着入線は厳しいといった事が伺えます。
追い込み馬についても、3勝という実績を残してはいますが、展開によりけりであると思っています。
種牡馬傾向について
京都芝外回りに関する種牡馬別傾向では、ダンスインザダーク等の長距離血統が上位にランキングされているといった思い込みというか、そういったものが自分の中では成立していますが、実際に当該レースが行われる京都芝1600m(外)という条件の基での種牡馬傾向はというと、以下のようになっています。
サンデーサイレンス 【46- 29- 30-252】
アグネスタキオン 【16- 10- 11- 75】
ダンスインザダーク 【10- 13- 9-109】
フジキセキ 【 8- 15- 12-104】
マンハッタンカフェ 【 8- 6- 1- 17】
ブライアンズタイム 【 7- 5- 1- 38】
マヤノトップガン 【 5- 3- 5- 40】
タイキシャトル 【 4- 6- 6- 63】
スペシャルウィーク 【 4- 6- 1- 50】
キングカメハメハ 【 4- 5- 2- 30】
となっているように、サンデーサイレンス系の中長距離血統が一番の狙い目であると言う事が分かります。
長丁場でもいい脚をキープできるキングカメハメハは、10位となっていますが、先週において、中山・京都・小倉メインが全てキングカメハメハ産駒であったということから、まだ出走予定段階ではありますが、注意はしておいた方がいいかもしれません。
配当面について
過去10年の人気別着順等を見ていると、上位人気馬が連対しているといったケースが多いようですが、3着に人気薄の馬が入線したことによって波乱となるといったパターンが今回も予想されるような気がします。
ざっと見てこんな感じになりましたが、出走メンバー確定後あたりに再度見たいと思います。
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