今日は、かしわ記念の参考レースになりそうなマーチSを見ていきたいと思います。
3月25日 中山11R マーチS
代替開催として、阪神競馬場で行われた2011年の結果も踏まえた過去10年の各種傾向は以下のようになっています。
前走に関して
中央競馬でのダートレースだけではなく、地方競馬のダートレースに参戦していた中央勢なんかも当該レースを優勝しているようですが、色々見ていると、前走距離が当該レースと同じダート1800mだった馬が有利であるといった傾向にあるようです。
ちなみに、前走に関する過去の傾向は以下の通りとなっています。
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
仁川S(ハンデ戦) | 3-3-2-19 | 11.10% | 22.20% | 29.60% |
フェブラリーS | 2-0-1-13 | 12.50% | 12.50% | 18.80% |
ダイオライト記念 | 1-1-0-3 | 20.00% | 40.00% | 40.00% |
仁川S | 1-0-2-18 | 4.80% | 4.80% | 14.30% |
名古屋記念 | 1-0-1-4 | 16.70% | 16.70% | 33.30% |
佐賀記念 | 1-0-0-4 | 20.00% | 20.00% | 20.00% |
北山S | 1-0-0-0 | 100.00% | 100.00% | 100.00% |
平安S | 0-1-1-2 | 0.00% | 25.00% | 50.00% |
中山記念 | 0-1-0-5 | 0.00% | 16.70% | 16.70% |
ポラリスS | 0-1-0-3 | 0.00% | 25.00% | 25.00% |
エンブレス杯 | 0-1-0-3 | 0.00% | 25.00% | 25.00% |
武蔵野S | 0-1-0-0 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
東京ウィンターP | 0-1-0-0 | 0.00% | 100.00% | 100.00% |
内外タイムス杯 | 0-0-2-4 | 0.00% | 0.00% | 33.30% |
根岸S | 0-0-1-3 | 0.00% | 0.00% | 25.00% |
これを見ると、仁川S(ハンデ戦)からの参戦馬が有利であるように感じますが、勝率・連対率・複勝率なんかも見ていると、やはりダート1800mあたりからの参戦馬が優勢であるということなのでしょうね。
フェブラリーSからの参戦馬が2勝という結果になっていますが、詳しく調べると、2003年の中山開催でのものもカウントしているんですね。
脚質に関して
ダートレースであるので、言うまでもなく先行有利といったところでしょうか。
過去の傾向を洗い出すまでもないと思ったのですが、念のためにまとめておきました。
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-2-0-8 | 9.10% | 27.30% | 27.30% |
先行 | 6-4-5-24 | 15.40% | 25.60% | 38.50% |
差し | 3-3-5-43 | 5.60% | 11.10% | 20.40% |
追い込み | 0-1-0-47 | 0.00% | 2.10% | 2.10% |
マクリ | 0-0-0-1 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
過去10年の傾向であるため、阪神開催としての2011年の分も含まれているのですが、あまり関係ないような気がします。
斤量に関して
ハンデ戦における鉄則的な傾向として、「ハンデ戦での狙い目はトップハンデ気味の馬」ということを、今までに何回か書いたと思います。
実際に過去の結果を見てみると、以下のようになっています。
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
~49kg | 0-0-0-0 | | | |
49.5~51kg | 0-0-0-6 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
51.5~53kg | 0-0-2-17 | 0.00% | 0.00% | 10.50% |
53.5~55kg | 2-5-0-53 | 3.30% | 11.70% | 11.70% |
55.5~57kg | 1-3-5-34 | 2.30% | 9.30% | 20.90% |
57.5~59kg | 7-2-3-12 | 29.20% | 37.50% | 50.00% |
59.5~ | 0-0-0-1 | 0.00% | 0.00% | 0.00% |
この表を見てみると、トップハンデ気味の馬が連対しやすいということが分かるのではと思います。
種牡馬傾向に関して
中山ダート1800mではワイルドラッシュ産駒が来るケースが多いという傾向を何かの文献で見たのですが、その情報は間違ってはいないようです。
ちなみに以下の表は、「中山ダート1800m(ハンデ戦)での種牡馬傾向」となっていますが、クロフネ・ブライアンズタイムなどのダート系の血統はもはや馬券に絡むと思っておいたほうが良いかもしれません。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
クロフネ | 5-2-1-25 | 15.20% | 21.20% | 24.20% |
ブライアンズタイム | 4-5-4-51 | 6.30% | 14.10% | 20.30% |
フジキセキ | 4-2-2-13 | 19.00% | 28.60% | 38.10% |
フォーティナイナー | 2-2-2-10 | 12.50% | 25.00% | 37.50% |
ゴールドアリュール | 2-2-1-5 | 20.00% | 40.00% | 50.00% |
キングカメハメハ | 2-2-1-6 | 18.20% | 36.40% | 45.50% |
ティンバーカントリー | 2-1-0-14 | 11.80% | 17.60% | 17.60% |
サンデーサイレンス | 2-0-5-25 | 6.30% | 6.30% | 21.90% |
チーフベアハート | 2-0-1-9 | 16.70% | 16.70% | 25.00% |
マーベラスサンデー | 2-0-0-12 | 14.30% | 14.30% | 14.30% |
この表を見ると、キングカメハメハ・ティンバーカントリー等のミスプロ系の馬が軽視不可といったところですが、カネヒキリを輩出したフジキセキにも注意といったところでしょうか・・・。
▽今回の記事の参考となった予想サイト▽
アクシス
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また、このサイトに関しては、無料情報の中の「イチオシ馬情報」にて、フラワーC・阪神大賞典のそれぞれが的中したということで、今週もやってくれるのではと思い、期待しちゃっています。
⇒アクシス
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